RENDO BRAND > ふんどし
ゴムと化学繊維が身体の大事な部分を締め付けてしまう現代の下着は、知らず知らずのうちに私たちの身体にストレスを与えています。それが免疫力や回復力に対して、大きなマイナスの影響を与えている可能性は否定できません。
特にヨガで言われる7つのチャクラのうち最も大切な第一チャクラの会陰部近くに、化学繊維が、しかも折り目・縫い目が存在すれば、あまり良い感じがしないのはわかると思います。
RENDO BRAND のふんどしは越中タイプのふんどし。腰回りも股もしめつけず、マイナスのエネルギーを避けるため、不要な縫い目も折り目も存在していません。
布にはシルクロード付近に自生する羅布麻(らふま)を使用しました。綿の様な柔らかさと、絹の様な光沢感をもち、麻の様な爽やかさを兼ね備えた大変上質なものです。
四国の天然藍で染め、殺菌、解毒、止血、疾病予防などの効用に加え、素晴らしい健康促進効果があります。
羅布麻(らふま)は中国西部から北西部の荒れた大地に自生するキョウチクトウ科の宿根草で、中国黄河流域を中心に広範囲に分布しています。
成長すると1.5mから4mにも達し成長時期が過ぎると、次の成長期に備えて根を残して生き続け、実に20年近くの寿命をもつ植物です。
羅布麻の茎の繊維で織られた布は、古来中国ではラマ僧の神麻(しんま)として崇められ、現在でも法衣として用いられています。また、健康維持に役立つカルシウム・鉄分・マグネシウムなどの成分が含まれていて、葉からはお茶が作られます。
その繊維は肌触りもよく、綿の様な柔らかさと、絹の様な光沢感をもち、麻の様な爽やかさを兼ね備えた大変上質なものです。
羅布麻のもうひとつの特徴が遠赤外線です。羅布麻の出す遠赤外線は、表面にとどまらず、体の中まで温めます。普通の肌着と比較して、着用していて明らかに温かいのです。
さらに、注目すべきなのはさらっとした感触。麻に似て通気性に優れています。保温性に富み、しかも通気性がよい。つまり、夏涼しく、冬温かいという両立しにくい機能性を兼ね備えた天の恵み、自然界からの贈り物です。
遠くいにしえの時代から伝えられてきた様々な草木染めの中でも蓼藍(タデアイ)による染色は、発色の美しさと、抗菌・防腐などの伝統的な薬効をうたわれ、特に長時間身を包み守る日常着用の染色として大切にされてきました。肌荒れ、冷え性を防ぎ、防虫・殺菌効果があるので、水虫を予防し、まむしをよせつけず、包帯にしても良く、その上鎮静剤としての効果もあると、昔からいわれています。
RENDO BRAND のふんどしは、四国、阿波(あわ:徳島地方)の藍染めで仕上げました。EMプリントで宇宙フルーツと錬堂ブランドマークを配して、健康促進効果を高めています。安価な化学染料に依る大量生産とは異なり、一枚一枚手染めですので、色彩・柄が微妙に異なります。使えば使うほど年月とともに輝く藍の色。自分だけの貴重な天然藍染めのふんどしです。
なお、洗濯の際、当初は多少の色落ちはしますが、水洗いができます。むしろ、余計な不純物がとれ、洗った方が、色が落ち着いてくるから不思議です。洗うほど白けてくる化学染料に対し、時を経るごとに、逆に味が出てくるのが、藍染の特徴です。